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変わらないさ 2

Auteur: 花室 芽苳
last update Date de publication: 2025-07-18 17:27:49

 ああ、馬鹿馬鹿しい。私が誰とどんな恋愛をしようと、本当は興味なんてなかったくせに。御堂《みどう》の相手が私だと分かった途端、そんな過去をほじくり返してくるなんて。

「そうね、彼のお陰かしら? もう一度恋愛するのも悪くないかな、って思えるようになったのは」

 言われっぱなしになるのも癪で、ちょっとだけ嫌味を含めて言いかえすと三人とも顔を強張らせた。やってしまった、これは流石に逆効果だったかも。

「そうですね、その御堂さんを今度こそ、別の女性に奪われないように頑張らないといけませんもんね? ……そう言えば、長松《ながまつ》さんは知っていらっしゃいますか。伊藤《いとう》さん、もうすぐこっちに帰ってくるみたいですよ?」

「……ええ、そうらしいわね」

 わざとらしい嫌味の言葉は全部無視して、彬斗《りんと》君の事にだけ答える事にする。もうこれ以上、この人たちの挑発に乗ってあげる気はない。

「長松さんは彼の事、気になりません? だって、ずっと引きずっていたんでしょう?」

 心配そうに声をかけてくるけれど、それこそ余計なお世話よね。そんな事を私から聞き出して一体どうしたいっていうの?

「私が彼を引
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